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平成24年3月議会 閉会

昨日をもって3月議会が閉会しました。
今議会で瓦礫処理の受け入れの件で霞んだ感はありましたが、最も注目されたのは「米子市民自治基本条例の制定」。(あっ当然当初予算も!!)
所管の総務企画委員会の様子も以前書きましたが、今回本会議場で改めて「賛成の討論」を致しましたので、討論内容を貼っておきます。

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議案第3号「米子市民自治基本条例の制定」について賛成の立場で討論をいたします。
今条例案は、まちづくりの主体である市民が、市民同士、また、行政や議会とともに役割と責任を分担し、手を携えてよりよいまちづくりを進めるための基本的な考え方を定めることを目的として制定されるものでありますが、全国の当該条例の多くに、議会・行政を批判的に見る一部団体が政治的意図と目的を持って主導されたものが多数見られ、高崎経済大学八木教授が指摘されるように、いわゆる「プロ市民」の道具にしてはならないとの考えもあることから、本会議に於いて数度の議論を重ねて参りました。

主な論点として、
1、日本国憲法、そして地方自治法などの上位法との整合性、適法性。
具体的には「自治体における最高法規」でありますとか「住民主権」「地域主権」といった、憲法にうたわれた「国民主権」「国家主権」という大原則から逸脱する文言の有無、合わせて市民の定義の問題

2、常設型住民投票制度の有無。常設型住民投票制度により、行政・議会の権限が縮減され、住民投票という直接民主主義的手法が、「市民」の自治体運営への「抵抗権=革命権」の日常化につながるという懸念

3、住民投票における投票権。特に外国人への投票権付与については、間接的な外国人地方参政権の付与に繋がるという問題
以上3点について議論を行って参ったわけですが、この度示された条例案においては、市民の定義に外国人が含まれる点などの不満点もありましたが、

・ 上位法との整合性が取られている点
・ 常設型住民投票制度の設置が見送られた点
・ 住民投票の投票資格について、地方自治体の選挙権に準じ、未成年者や外国人に投票権を付与することは想定していないとの見解が重ねて示された点
・ 最後に市長の条例制定に向けた強い想い

私はこれらを総合的に判断し、不満点は有るものの今条例の制定に賛成し、市長の目指される「市民の皆さん一人ひとりが日々の生活を送る中で、絆やつながり、支え合いを大切にして生活していくようなまちづくり」が推進されることを強く期待すると共に、二年間にわたる活動において今条例の「骨格」を築かれた、旧米子市民自治基本条例検討委員会の皆さんのご尽力に敬意を表し、議員の各位の御賛同を求め討論を終わります。
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以上が私が行った討論の全文です。
制定へ「反対討論」を行われた議員も複数名。
検討委員会の提出した素案に重きを置く皆さんは、「素案が無視された」「骨抜きだ」「なんで市長は彼等と会わなかったのだ」という反対派の言い分を主張されましたが、総務企画委員会での議論を聞いてもそういう風に言えるのかな〜と思いました。
僕には良く判りません。
さて議案の採決ですが、賛成多数で今条例は可決しました。

自分自身内容的には不十分な所も感じていますので、100%の満足感はありませんが、反対派議員の言いっぷりを見て頂ければ、感じて頂ける部分もあろうかと思います。
ちなみに自民党本部にも確認しましたが、条文に関してこれ以上はツッコミ所は無いとの見解でした。

今後も色んな課題が出てきますし、出来ることと出来ないことが当然発生してきますが、これまで通り是々非々の姿勢で臨みたいと思います。

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