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平成24年3月議会 〜拉致問題について〜

6 拉致問題について
○拉致問題に関する教育について 

松田)昨年度の人権政策局の取り組みについてはある程度評価したいと思いますが、先日の稲田議員が指摘されたホームページの課題についてはいつ頃対応されるのかまず伺います。

人権政策局長)県のページ、政府のページにもリンクするなどの措置を早急に行います。

松田)拉致問題の風化を阻止するためにも子供達への教育が重要であるとの主旨で、昨年の3月議会でも指摘させて頂きました。本年度の教育現場での具体的取り組みをお聞かせください。

教育長)学校における拉致問題に関する取り組みでございますが、市立学校においては、社会科の教科書の記述に沿った取り組みが行われており、国際社会の中で解決されていない問題として学んでいます。具体的な取り組みとして、米子にも被害者がいらっしゃるということを伝えている学校も多く見られます。中には、目撃証言を取り入れて学習をした学校もあります。拉致問題は、決して、許されない問題として学び、学習指導要領のねらいに沿った、平和な国際社会の担い手となるような児童生徒の育成に心がけております。

松田)平成23年5月26日、政府より拉致問題啓発に関する通達があったと思うが、市長、教育長はご存知でしょうか。

市長)議員、ご指摘の通達については、存じております。

教育長)存じております。

松田)通達の内容をお聞かせください。

教育長)人権教育・啓発に関する基本計画が一部改正され、「北朝鮮当局による拉致問題等」が盛り込まれたことに伴い、国務大臣等から各県知事及び教育長に拉致問題に関する理解促進及び人権教育・啓発の推進について依頼があったものでございます。

松田)拉致問題担当大臣、総務大臣、法務大臣、文科大臣の連名の政府通達ですよね。さて通達の具体的内容を見ますと理解促進活動年間スケジュールの中に”学校におけるアニメ「めぐみ」又は映画「めぐみ」上映”についての項目があります。さて、アニメ「めぐみ」。このDVDなんですが、昭和52年当時中学1年生だった横田めぐみさんが、北朝鮮当局により拉致された事件を題材とした政府拉致問題対策本部制作のドキュメンタリー・アニメであります。
見たことがあるという方は手を挙げていただけますでしょうか?(3人)
このDVDは平成20年度に全国すべての小中学校へ配布されているはずですが、本市におけるそれらの活用状況をお聞かせ願いたい。

教育長)このDVDは、平成20年度に全ての市立学校に、23年12月末に全ての公民館に配布してあります。今年度の活用状況につきましては、学校では、主に教職員を中心に視聴されています。児童生徒には、発達段階や児童生徒の実態に合わせて視聴しております。また、保護者への研修で使用された学校もございます。映画「めぐみ」については、活用はありません。

人権政策局長)
社会教育関係では、今年度については、アニメ「めぐみ」は、県の事業と合同で開催した拉致問題人権学習会等で、視聴されています。映画「めぐみ」については、活用はございません。

松田)このアニメでは残されたご家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いてあったわけですが、これと同じ事が米子でも起きてたんですよ。各公民館にも配布してありますし、政府のHP、またYouTubeにもアップしてありますので、是非一度見てみてください。
さて、先ほどの通達を受けてからの本市におけるその後の対応をお聞かせください。

教育長)学校においては、校長会を通じて、「人権教育・啓発に関する基本計画」の一部変更に関すること、映画「めぐみ」の上映会の募集についての周知をしております。今後、映画「めぐみ」につきましては、90分の映画でございますので、教職員研修などで活用を考えております。児童生徒につきましては、アニメの「めぐみ」の活用を引き続き考えております。

松田)具体的な回数を示してください。

教育長)今年度、アニメ「めぐみ」を活用した学校は、児童生徒への視聴は2校、教職員には15校、保護者には2校であります。

人権政策局長)今年度、公民館等で開催した拉致問題人権学習会で9回上映しております。

松田)児童生徒の反応はどうだったのかお聞かせください。

教育長)視聴した学校に聞き取りをしましたが、子供達は「拉致問題はゆるせない」「解決には対話が必要である」といったような感想をもったようです。指導にあたっては北朝鮮の人すべてが悪いのではなく、一部の人が行ったことであるという点を補足しております。

松田)先日私も娘に見せてみたんですが、感想は「怖い」「家族がかわいそう」「許せない」「早く帰って来て欲しい」と言うようなことを言っていました。
で、数のことなんですけど、政府拉致問題対策本部の通達を見ますと「児童生徒等が拉致問題について深く認識し、拉致問題を人権問題として考える契機としていただくため」に上映してくれと書いてあるのですが、教職員・保護者を含めれば、全小中学校34校中半分くらいにはなりますが、児童生徒に対しては2校でしか上映されていない。パーセンテージで言うと僅か約6%という現状は、拉致被害者、そしてご家族を抱える当事者としての本市の状況から鑑みるに、取り組みが甘いと指摘せざるをえません。教育長どうですか。

教育長)国の通達が5月末、校長会への落とし込みは、6月と7月の2回行いました、しかし各学校が年度当初に組んだスケジュールの都合もあって、そういった扱いになったのではないかと思う。どういったタイミング、どういった位置づけで利用するのか今後現場の方と話し合ってみたいと思う。

松田)私の記憶が確かなら、市長は前回の選挙時において、元外交官として拉致問題への迅速な対応を一つのセールスポイントとされていましたよね? また新総合計画にも拉致問題を項目に挙げられました。学校での取り組みの現状についての市長の見解をお聞かせ願いたい

市長)現場の都合もあろうとは思いますが、出来るだけ児童生徒の目にも触れるようにしていただきたいと思います。

松田)米子市民が3人も拉致されているのであります。同じ米子市民ということは、言うなれば家族も同然であります。前にも言いましたが、市長に北朝鮮に乗り込んで救出して来いとは言いません。竹島の問題もそうなんですが、出来ることをやるってことが大事ではないでしょうか。私たちが出来ることは、帰国後に受け入れる体制を万全に整えること、そして市民の皆さん、そして子供達に語り続けることがなんですよ。近い将来松本さんをはじめとする、3人の皆さんが米子の地に帰ってこられたとき、お帰りなさいと15万米子市民全員で言えるような雰囲気づくりをやってきていただきたいと言うことを要望します。最後に市長、国に今朝の報道によると政府は拉致問題対策本部に新たに設置した戦略分科会の初会合を開いたとのことです。私の主観ですが、民主党政権下に於いては、やっとまともな方(比較論です)が担当大臣に就かれたんじゃないでしょうか。

市長)過去2回直接要望を行いました。昨年は拉致問題担当の事務局責任者の三上氏にも出会ってお願いをしました。今後も期を捉えて要望をしていきたいと考えています。

松田)元外交官という市長のキャリアを最大限活かしていただくチャンスでもあります。是非直接国に直接出向いて、大臣にの要望活動を行っていただきたいと言うことを要望して質問を終わります。

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