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平成23年6月議会 〜淀江地区振興策について〜

13日に行った一般質問の概要を報告します。
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まずは、「淀江地区振興策について」

"淀江地区の課題について"
松田)まず、淀江地区の抱える課題についてお伺い致します。
本市活性化に向けて重要課題として、「東の活力と賑わいの拠点」としての淀江地区の活性化が必要不可欠であるとの観点、そして合併の成果を今こそ全市に示す時期であるという観点から、野坂市長は本年度、淀江地域の産業振興、文化振興、観光振興を一体的に推進する事を目的とした、「よどえまちづくり推進室」を設置され、「淀江地区の自然や独特な文化」「豊富な農林水産物」これらを活かした淀江地区の活性化を目指されるという方針が合併後6年を経てようやく示された事は、わたくし個人としてはやや遅かったように感じています。
しかしながら、当地の商工業者、農林水産関係者はもちろん、皆生温泉を含む観光関連業の皆様にとって、正に本市のホットコーナーとしての淀江地区の活性化策は、非常に大きな期待感を抱かれております。
わたくしは今回の取り組みを是が非でも成功していただきたい、また議会としても共に事業推進を応援して参りたいという想いから今回質問をさせていただきたいと考えるわけでありますが、まず最初に現時点における淀江地区振興策を図るに当たって課題点をどのように認識しているのか伺います。あわせて農業、漁業、商業、観光多岐に渡る課題点について行政としてどのように関わって行かれる方針なのかお伺い致します。


野坂市長)淀江地区振興策を図るに当たっての課題認識についてでございますが、この度、「よどえまちづくり推進室」を設置した目的は、淀江地区に存在する貴重な歴史及び文化資源、豊かな自然等を活用することにより、淀江地域の産業・文化・観光振興を一体的に推進することが、本市全体の発展に寄与するという考え方から設置したものでございます。
議員ご指摘の振興策を図るための課題認識といたしましては、様々な振興策を積極的に推進する必要があると考えているところでございますが、「まちづくり推進室」として、当面、取組まなければならない事業といたしましては、まず、名水を活かす取り組みとして、観光協会と連携しながら、地域で生産される食材を活用した料理を淀江地区の皆さまから募集し、地域の新たな特産品化を含めた商品開発に取り組みます。
また新たに、豊富な歴史遺産と名水に直接触れていただくために、「美水の郷古代ロマンウォーク」を開催し、多くの人に淀江地区の良さについて体感していただけるコース設定をするなど、実施に向けた準備を進めているところです。
さらに、歴史遺産を活かす取り組みとして、4月にリニューアルオープンさせました「上淀白鳳の丘展示館」をこの地域の顔として、鳥取県立むきばんだ史跡公園と連携を図りながら共同して事業を実施するなど、広く全国に発信していきます。
全国発信の手段の一つとして、日本自動車連盟、通称「JAF」が発行する機関紙に、この地域の観光資源を提供して、名水をはじめ、温泉施設や史跡などを広く紹介することとしています。
また、1日10万件アクセスのある「JAF」のホームページにもこの地域のルートの掲載が予定されております。
10月には、上淀白鳳の丘展示館オープン記念として、「上淀廃寺跡」にまつわる、シンポジウムや古代楽器を使用したコンサート、解説員と史跡の歴史探訪事業を実施して新たな魅力作りを図ります。
漁業後継者については、今年度研修生としてすでに1名漁業担い手の受け入れが決まっておりますが、新たにもう1名、受け入れることとし、このたびの補正予算にお願いしているところであり、後継者の育成支援に努めております。
淀江地域の魅力発信事業の一つとして、地域マップを年内には作成して、淀江地域のイメージ作りを図ることとしていますが、このマップの作成にあたっては、地域の皆さんの意見を伺いながら、各分野にわたる内容としたいと考えております。
淀江地区の産業・観光・文化振興等を一体的に推進するためには、
農協、漁協、商工会などの関係機関はもとより、地域の皆様のご支援、ご協力が不可欠であると考えておりますので、今後も積極的に地域に出向き、地域の皆様と一体となって淀江地域の振興を図っていきたいと考えております。


松田)かなり具体的な方向性が出てきているようで、期待したいと思います。しかしながら、各産業の抱える課題の抽出が若干薄いような印象も同時に受けました。まあこの事については後ほど質問致します。さて、今の答弁にも出て参りました「上淀白鳳の丘展示館」についてちょっと質問させてください。淀江地区の顔として「上淀白鳳の丘展示館」を広く全国に発信していくとのことでありましたがが、この施設、4月にリニューアルオープンしたわけですが、本市としてこの施設をどのように活かしていくのか、また、県などの関係機関の連携、そして今後の施設整備などをお聞かせください。


市長)これまでの淀江歴史民俗資料館を全面改装し、上淀廃寺金堂内部を再現して、4月24日にリニューアルオープンいたしましたが、5月末現在ですでに3,000人近い皆様に来ていただいております。
このエリアの中心となる史跡文化を活かしていく方策として 県立むきばんだ史跡公園との連携について、今後の事業の共同実施に向けて協議を進めており、「美水の郷古代ロマンウォーク」と、「むきばんだ秋麗祭り」とを共同開催することとしています。
今後の施設整備につきましては、展示館には今年度末までに、二体の菩薩像を設置いたします。
また、史跡上淀廃寺跡につきましては、トイレ等の便益施設の整備を予定しており、ほぼ本年度で主要な整備が完了いたします。
今後は、国史跡「向山古墳群」の整備を進めてまいりたいと考えます。

"よどえまちづくり推進室について"
松田)先日米子市観光協会の方、また皆生温泉の関係者の皆さんと懇談をもった訳ですが、本当に今後の淀江地区の観光コンテンツの充実に対して大きな期待感をお持ちでいらっしゃいました。
是非とも積極的な事業推進をお願い致します。
次に前段の質問にも関連してきますが、これらのコンテンツを活かす為の機関である「よどえまちづくり推進室」について何点かお伺い致します。
この「よどえまちづくり推進室」の有効運営、当初の目的の実現に向けては今までも何度か議論させていただきました。その中で関係先の各種団体である、漁業、農業、商工関係者との連携は必要であるとの答弁を何度かお聞きしていておりまして、その事については私も全く同じ認識におります。ここで伺いたいのですが、推進室設置後そういった各団体に対して実際どういった働き掛けをされたのか、具体的にお示しいただきたいと思います。


淀江支所長)よどえ地域の活性化を図るために、白鳳の里、むきばんだ史跡公園、商工会青年部などの地域の関係団体と連携を図っておりますし、また、観光協会とは、この地域の特色を活かした地域振興策について、新たな事業の展開を協議しているところでございます。
今後も、地域の漁業、農業、商工関係者などの皆さんと積極的に連携して、この地域の活性化を推進し、本市全体の活性化につなげてまいりたいと思います。


松田)今後のスケジュールをお聞かせ下さい?


淀江支所長)これまで申しあげてきました事業の実施にあたっては、関係機関とも十分に協議・連携を図りながら、順次進めてまいりたいと思います。


松田)よどえまちづくり推進室の設置について地域審議会の答申でも明確な目標設定が求められました。また私も常々同様の発言をして参りましたが、どのような目標を設定したのか聞いてみたいと思います。


淀江支所長)まちづくり推進室の目標といたしましては、創設当初の淀江地域の産業、文化、観光振興を一体的に推進することにより、本市の発展に寄与することを念頭に、今後、地域の皆様と一緒になって淀江地域のまちづくりを推進することとしております。


松田)私が申し上げているのは、「いついつまでに、この数字、具体的な数値目標をどのようにクリアーしていくのか? またその為にどのように動いていくべきなのか?」という事業推進に向けての工程表の作成が必要であるという意味合いです。
今日はあえてこれ以上は突っ込みませんが、是非ともそういった手法を取り入れながら淀江地区の活性化へ向けての事業推進を図っていただきたいと要望したいのですが、淀江支所長いかがでしょうか。


和泉支所長)これまで示しました事業を実施にあたっては今のところ順調に推進できるように考えていますので、それに併せた取り組みをして参りたいと考えています。


松田)是非とも明確な期限そして目標を定めた動きをして下さい。淀江地区の市民のみならず、多くの市民がこの推進室の成功に期待しています。
ただですね、何故今回私がこういった確認じみた質問をさせて頂いたかと言いますと、この推進室が鳴り物入りで設置されたのにも拘わらず、関係先の各種団体、漁業、農業、商工関係者本当にそれら団体との関係構築がまだ出来きってないのではないかと言う懸念を持ったからなんです。先程来何度も言ってますが、よどえまちづくり推進室の行く末、ひいては淀江地区の今後の行く末には、多くの皆さんが感心をお持ちなんですよね。先程の目標設定の考え方、また関係団体との関係構築の問題などを踏まえた上で最後に市長、今後の「よどえまちづくり推進室」の運用、そして淀江地区の活性化に向けての市長の意気込みを伺います。


市長)冒頭にも申し上げましたように、この淀江地区は、貴重な歴史遺産や豊かな資源を持った地域でございます。
淀江地域の振興を図ることが、本市の発展の起爆剤になるよう、積極的な事業推進を図ってまいりたいと考えております。


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