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図書館・美術館は人質に...①

前回の続き

日本海新聞にも記事が出ていましたが、本当に信じられないような事態に米子市議会はあります。
件の"付帯決議"の事です。

図書館美術館の設計費の"追加分"を含んだ補正予算を一旦採択しておきながら、公会堂の存廃方針をしめすまでは、図書館・美術館の"部分だけ"を執行保留を望むというもの。

前回も書きましたが、「図書館・美術館を人質にする」という意味にも取れるのです。


全体をお知らせすることは難しいので要点だけを書きます。
今回の付帯案は、議員から(15人)の提案なので、議案の質疑に対しては、提案議員が答弁します。
で、提案者代表の小林議員(元県職)に対して、今回の議案提出に当たって、図書館事業遅延の影響、そしてその場合の責任を尋ねると、

「そうならないように当局が努力すればよい。もちろん責任は当局にある」

と、無責任な答弁。


そして、何人もの議員が凍結の解除条件を尋ねても、

「そうならないように当局が努力すればよい。」

と主張。

さらに
「市民の意見声を十分に聞くことが必要」

「パブリックコメントや市民アンケートも必要だ」

「2ヶ月程度先延ばしにしても影響はない」

など、私からすると矛盾を感じる主張を繰り返されました。


そして、
「細かいことにこだわらず、対局を見るべきだ」
との声も...。


そして他の提案者も次々に持論を述べられたんですが、もう全く話がかみ合いません。
それもそのはず、今回の提案者の考え方は、てんでバラバラなのです。

・何が何でも公会堂存続

・とりあえず様子見、ついでにブレる市長にお灸

・公会堂跡地に図書館・美術館

・単なる結論の先延ばし

・我々蒼生会・公明党を中心にしたグループとのパワーゲーム

だいたいこんな感じだと"推察"されます。
全く残念な話です。

現在、米子市は国の補助金を受けながら「中心市街地活性化基本計画」を実行中です。
最近中心部に少しずつ賑わいが戻ってきていますよね。
商工会議所を中心に、官民協働の大事業を展開しています。
そして、図書館・美術館の改修は今計画のメイン事業です。

この事業の遅延は、最悪、「中活の大幅見直し」「採択取り消し」「補助金返還」が予想されます。
そして、無くなった補助金をまかなうべく新たな借金が必要になりますから、次世代へさらなる負担につながります。

これらの事象が今回の議決によって、現実に起こりうる事態となりました。
今回の「中活基本計画」の中心的存在である議員も賛同者の一人であると言うから、もう目も当てられません。
確かタウンマネージャーとして、公金から謝礼金を受け取っていますよね?
その方が自らブレーキを踏んじゃってどうすんのって事ですよ....。

そして私は今回の議決によって「パンドラの箱」を開けてしまったように思います。

「A事業が気に入らないから、予算案は通すけど、付帯決議をつけてA事業だけ凍結」
こんなことがまかり通れば、責任ある議論・議決なんて出来ないと思うのですが...。
いわば議会のが可能になります。

今回の付帯決議の提案議員
小林(青嵐)
国頭(青嵐)
矢倉(青嵐)
松井(青嵐)
伊藤(民主・連合)
稲田(民主・連合)
西川(民主・連合)
岡村(共産党)
松本(共産党)
石橋(共産党)
遠藤(一院クラブ)
門脇(ムスカリ)
中川(市民)
杉谷(コモンズ)
山川(虹)


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