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22年9月議会 一般質問「小中学校における猛暑対策」

それでは、9月議会の質問内容をアップします。
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「教育環境の整備(小中学校における猛暑対策)」について

(松田)「スーパー猛暑」、今年の猛暑に付けられた異名であります。
9月も中旬を過ぎ、ようやく秋の気候になってきたように感じるわけでありますが、みなさんご案内の通り、今夏の日本列島は記録的な猛暑に襲われ、各地で熱中症によって多くの方が亡くなるという痛ましい状況が現出いたしました。
なかでも屋内での熱中症の発生が、メディアでも大きく取り上げられ、各地の自治体に於いても、大きな問題となったのは記憶に新しいところであります。
さて、本市に目を向けますと、子供達の置かれた環境が、特に小中学校での猛暑対策が大きな問題となっております。
市内各小中学校では、本年2学期の始業が例年より早まった事もあり、本当に厳しい状況下にあるという悲鳴にも近い訴えを子供達、また教員の皆さんからも本当に多数いただきました。
ここで、なんらかの対応を考えなければならないという想いから以下質問します。
市内小中学校内で熱中症等の発生状況、猛暑対策、併せて来年以降の対応をお聞かせください。

(北尾教育長)小中学校における猛暑対策についてですが、熱中症事故の防止策について、毎年各学校に、適切な措置を講じていただくように、重ねてお願いをしているところでございます。
また、今年は特に猛暑が続いておりましたので、2学期の開始前と運動会の前に、熱中症事故防止策の徹底を図るよう、通知したところでございます。
主な対策といたしましては、
・高温・多湿などの条件下での、運動や活動は、長時間にならないよう配慮すること。
・適度な水分を補給し、休憩時間を十分確保すること。
・常に児童生徒の健康観察を行ない、健康管理に留意すること。
・熱中症の救急処置や対応について、学校内で共通理解を図っておくこと。
・帽子や服装に配慮すること。
・児童生徒の体調に合わせ、無理のないようにすること。
などでございます。
また、特に運動会では、練習の時から児童生徒用のテントを設置したり、連続した演技等にならないよう配慮するなどの対策をお願いしたところです。
学校では、児童生徒に水筒を持参させ、こまめに水分補給を促したり、スポーツ飲料等により塩分補給をさせたりしております。
また、学校によっては、保護者等の協力をいただき、扇風機や冷水機を設置したり、授業の調整を行い、図書室やパソコン室等空調設備のある室を利用して対応したところもございます。
熱中症の発生状況についてですが、各学校での対応と、保護者の方や、地域のみなさんのご協力とで、何とかこの猛暑の中、例年と比べて大きな事故はなく過ごせたものと思っておるところです。
今後については、状況に応じて対応を考えていきたいと思います。なお、運動会につきましては、校長会に日程の見直しの検討をお願いしております。
いずれにしても、児童生徒の健康の保持のため今後も努力してまいりたいと考えております。

(松田)「教育環境の整備」「小中学校における猛暑対策」について再質問いたします。今年の「スーパー猛暑」によって、エアコンの設置してない教室内の室内温度は大変な事になっていたのではと容易に想像できるわけでありますが、実際のところ最高どのくらいまで上昇したものでしょうか?

(教育長)全ての学校に照会したわけではないが、ある学校によると最高37℃まで達したように聞いている。

(松田)文部科学省が定めた教室の気温基準によると、30度以下が望ましいとなっているが、現場の教員からも聞くところによると、実際は40度近くなることもあり、そうなるともちろん子供たちは集中できず「授業にならない」ないなんて声も聞こえております。
先日淀江中学校の運動会に出席させていただいたのですが、実際に大変な暑さの中の運動会となっており、これは子供たちも大変だなと感じたところであります。
また、松江市内の中学校では、事実熱中症による救急搬送(9人)も行われたようでありまして、この気温の中では現状の運動会の実施時期はちょっと無理があるのではと考えるわけです。
先程ご答弁で「運動会の日程見直しの検討」を行うとのことでしたが、実際にどの程度の時期の移動が想定されるのかお聞かせください?

(教育長)校区内の様々な事業との折り合いをつける必要があるが、なるべく遅い時期なるように働きかけたい。

(松田)全国的には多くの学校で運動会の延期措置もあったようです。是非とも対応を要望しておきます。
そして、総合的な対応においては、「状況に応じて対応を考えていきたい」とのことですが、今年の経過をみますと、学校単位でまちまちの対応が行われているように感じます。今回の猛暑、そしてその後の対応を含めて、子供の安全確保につながる非常に重要な課題であり、現場での対応の範疇を超えていたように思えるわけであります。私は、教育委員会として、もっと計画的な解決策を示すべきであると考えるのですが、教育長いかがでしょうか?

(教育長)本年においては、二学期始業前に事前指示を出すなど、取り組んできたように考えている。来年以降も児童生徒の健康保持のため努力していきたい。

(松田)現場は本当に大変な状況だった様ですので、是非とも具体的対処策というか、対応方針を示していただきたいと言うことを要望します。
さて、物理的な猛暑解決法として一部から要望のある、エアコンの配備が考えられますが、どうでしょうか検討出来ないものでしょうか?
また、エアコンを仮に全部の小中学校に配備すると、概算で結構ですので、いくらくらい掛かるのか?

(村井教育委員会事務局長)現在、特別教室を優先してエアコンを配置しているところだが、普通教室への配置については調査研究を行って参りたい。概算総額についての試算は行っていないが、1教室あたり約140万円かかるように聞いている。普通教室の総数は500教室ですので、単純に考えるとそういった金額になろうと思う。

(松田)文部科学省の07年度調査によると、全国の公立小中学校で冷房がある普通教室は10・2%、公立高では31・2%。本市の小中学校では防衛の関係している小学校のみですので、全国的に見ても先進地であるとは言えない状況であります。
自治体の財政状況によって教育環境に格差が生じることは、本来あってはならないことなのでしょうが、とは言え、さきほど答弁いただきましたように、ネックとなるのはやはり設置費用で、確か国庫補助は3分の1、残りは市町村の負担ですよね。と言うことになると、なかなかエアコンの全校配備というのは早速には難しいと私も考えます。しかしながら、来年度以降も、今年のような暑さが続くという観測もあるわけで、なんらかの対策が求められるのは必至であります。エアコン設置の他にすこしでも今の状況を緩和出来るような対応策は、具体的にどういったものが考えられるのか。

(教育委員会事務局長)扇風機、芝生化、グリーンカーテン等が考えられます。

(松田)熊本市教委が進めているのが冷房より安い扇風機の設置。今年度は、小学校全92校の教室に4台ずつ設置し、来年度は中学校全42校を対象にするとのことです。また、福岡市教委も08年度から5年かけて全小中学校に設置する計画であります。
そして、その他にも近隣他市も含めて全国的に扇風機の配備計画が動き出しているように聞いております。
その他、ヘチマやゴーヤなどで教室の窓を覆うグリーンカーテンも効果があるように聞いておりますし、私も何度も提言しております芝生化、こちらも非常に高い効果を発揮いたします。是非とも来年度に向けて、これらの手法、扇風機の配備、芝生化、グリーンカーテンを検討いただきたいのですが、いかがでしょうか。

(教育長)様々な手法について調査研究を進めて参りたい。

(松田)せめて扇風機くらいはお願いしますよ。状況によっては、子供たちの生命にも関わる問題ですので、是非とも速やかな検討をお願いしたいと言うことを要望します。


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