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22年7月議会 一般質問②「淀江地区振興策について」

なんとか間に合いました。
それでは、22年7月議会 一般質問②「淀江地区振興策について」。

松田)「東の活力と賑わいの拠点」としての発展、多くの淀江地区の市民は、合併時に示されましたこの指針を信じ、故郷の発展に希望を持って合併に臨んだわけであります。しかしながら合併後5年を経た今、未だ具体像が示されないことに少なからず苛立ち、そして失望感を得てしまっているというのが、当地の実情ではないでしょうか?このままでは「何の為に合併したのかわからない」こういった多くの住民の声を聞きました。

淀江支所周辺地域の再開発計画の頓挫、このことによって止まってしまった時計の針を進めるべく、私は、淀江地区の活性化、特に旧淀江市街地の活性化が合併後の米子市政に於いて、極めて重要な課題であるとの観点から、再三質問をさせていただいて参りましたが、未だ明確な未来像は提示されておりません。
この課題を少しでも前に進める事が出来なくては、その他の合併の成果が無に帰すと考え、今議会に於いても引き続き何点か質問させていただきます。

平成22年3月定例会においての私、および渡辺照夫議員の「旧淀江市街地の活性化について」の質問に対し野坂市長は、「淀江地域が持つ豊かな自然や独特な文化、貴重な歴史的資産、豊富な農林水産物などを活かした街の活性化を目指すべきである」との見解を示されましたが、その後の検討状況についてお聞かせ下さい。

次に、先程申し上げました市長の言われる「淀江地区活性化のビジョン」に則った当地の振興をはかる上で、「上淀廃寺ガイダンス施設」、こちらついては、観光振興の視点を重視した運用が必要不可欠であると考えますが、このことについての市長の所見、そして、より具体的に申し上げますと、白鳳の里、ゆめ温泉等の周辺の施設、また、妻木晩田遺跡を所管する県、そして大山町との緊密な連携が必要であると考えるわけでありますが、今後の観光戦略についての市長の所見をお聞かせ下さい。

そして最後に淀江支所の有効活用について質問いたします。
現在の淀江支所の庁舎は、主に旧淀江地域の行政の拠点として活用されているおるわけでありますが、今後、その区域を拡大し、米子市の「東側地域の行政の拠点」として、有効活用を図る考えるべきであるとの多くの市民の声を伺いました。こういった声に対する市長の所見、併せて、先程お伺いしました、旧市街地の活性化の推進及び上淀廃寺ガイダンス施設の運用等の観光振興を図る上で、現在の淀江庁舎をさらに有効活用すべきであると考えますが、市長の所見をお聞かせ下さい。

野坂市長)淀江地域の活性化についてのご質問でございますが、現在淀江地域にございます文化・観光施設の一体管理を図ることにより、淀江地区の文化と観光の融合を促進し、更なるまちの活性化を推進する等、様々な検討を進めているところでございます。
次に、淀江地区振興のための観光戦略についてですが、上淀廃寺ガイダンス施設の運用については、議員ご指摘のとおり、観光振興の視点が必要不可欠であると認識しております。
また、上淀廃寺ガイダンス施設とゆめ温泉等の周辺施設との連携、さらには、県及び妻木晩田遺跡を持つ大山町等との連携と今後の観光戦略についてでございますが、ゆめ温泉等の周辺施設との連携につきましては、今年度末の指定管理者の更新に際して、これらの施設を一体管理するよう見直しを行い、ゆめ温泉等に訪れられる多くの観光客や市民の皆様をガイダンス施設等の文化施設に誘導する環境の構築に努めたいと考えております。

また、県等との連携につきましては、現在、「古代の魅力発見プロジェクト」を立ち上げ、妻木晩田遺跡等との連携を強化することにより、更なる観光と文化の融合を図っていきたいと考えております。
次に、淀江支所の有効活用についてでございますが、淀江支所を「東の地域の行政の拠点」にという議員のご提案につきましては、先日の地域審議会においても、同じ旨のご意見をいただいておりますので、そのことを踏まえた上で、今後、検討してまいりたいと考えています。
また、淀江地域の活性化の推進を図る上で、今後の淀江庁舎の有効活用につきましては、「いかなる淀江庁舎の活用方法が、今後の淀江地域の活性化等に寄与するのか。」ということについて、地域審議会の委員の皆様のご意見をいただきながら、検討を進めてまいりたいと考えております。


松田)旧淀江市街地の活性化についてですが、具体的な検討は現在進行中という認識でよろしいでしょうか?
3月議会での市長答弁「淀江地域が持つ豊かな自然や独特な文化、貴重な歴史的資産、豊富な農林水産物などを活かした街の活性化を目指すべきである」この言い回しは、先議会でも申し上げましたが、ある意味当たり前の事実を並べ上げただけでありまして、どうにも具体像が見えてこないこういった評価をせざるをえません。
本当にどういった具体的なビジョンを示すのか、この事がカギを握って参りますので、今日はこれ以上の答弁は出てこないと思いますが、少ないヒントを手がかりになんとか具体像に迫ってみたいと思います。
まず、観光戦略について、特に歴史的資産の活用という観点でお聞きします。先程の答弁で「ゆめ温泉等の周辺施設との連携にいては、今年度末の指定管理者の更新に際して、これらの施設を一体管理するよう見直しを行い、ゆめ温泉等に訪れられる多くの観光客や市民の皆様をガイダンス施設等の文化施設に誘導する環境の構築に努めたい」とのことでしたが、具体的にどういった手法をお考えなのか、また隣接する伯耆古代の丘公園との関連性についてもお聞かせ下さい。

市長)ゆめ温泉と周辺施設との連携につきましては、ゆめ温泉は、年間15万人前後の利用者があり、地域の集客の柱となっていることから、この施設を中心に、史跡整備の完了した上淀廃寺跡、23年春にオープンを予定しているガイダンス施設を含め、現在の向山古墳群を中心とした伯耆古代の丘公園と一体的に広範囲な歴史ゾーンとして管理することにより、施設間の連携を強め情報交換を円滑化し、顧客ニーズの把握と迅速・的確な商品の提供に努めてまいります。

松田)ようやく当該エリアを有効に活用出来るような方向性が示されたように思います。温泉施設には年間15万人の方が来場されます。昨日同僚の尾沢議員も質問されました、また私も再三指摘しておりましたが、「伯耆古代の丘公園」の活用がどうにもはかられていない、このことは大きな問題であると考えております。今回の指定管理の更新を期に、より魅力的な歴史観光エリアを構築すべく、あらゆる角度からの検討を要望しておきます。さて、次に県、そして大山町との連携についてなんですが、「古代の魅力発見プロジェクト」を立ち上げたということでしたが、このプロジェクトは、いつ、どういった経緯で創設されたものなのかをお聞かせ下さい。

市長)「古代の魅力発見プロジェクト」につきましては、妻木晩田遺跡、向山古墳群、上淀廃寺跡という弥生から白鳳時代までの歴史の流れが体感できる地域特性がありながら、それぞれの史跡を県と市が別々に管理している事などから、一体的なイメージが醸成されておらず、この地域資源をブラッシュアップし、史跡、施設が相互連携し古代文化を楽しめる地域にすることを目的に立ち上げられたプロジェクトであり、意見交換、エリア設定とストーリー作り、整備計画と連携強化、情報発信を経て基本構想を策定するものです。

松田)了解しました。米子がリーダーシップを取って目的を達成すべく積極的な働きかけをお願いしたいと思います。合併してはや5年、この5年間多くの議員がこの件について指摘、提案をしてまいりましたが、ようやく当該エリアを有効に活用出来るような方向性が示されたように思います。野坂市長が淀江地区を語られる際に引き合いにだされる「歴史とロマンあふれる淀江」。この大きな利点を今まで生かし切れていないというか、手も付けて来なかったと言うことは全市的にも大変不幸なことであったと考えます。今後当該エリアが、全ての米子市民の誇りとして、そして、多くの観光客に喜んでいただけるようなエリアとして認知されるよう不断の努力を行っていただきますよう要望します。

次に「文化と観光の融合」この部分について質問いたしますが、先議会の答弁「淀江地区の自然や独特な文化」「豊富な農林水産物などを活かした街の活性化」これらの特徴を最大限活かす努力が必要であると考えます。例えば、農産物であれば農協であり生産者のみなさん、水産物であれば、漁協のみなさん、そしてその他、先議会でも申し上げました、商工業者、また淀江においては特に郷土芸能の関係の皆さん、私は淀江地区の発展を図るためには、こういった多くのみなさんとの連携が不可欠であると考えます。また多くの地域のみなさんもこういった想いを持っていらっしゃいます。市長こういった声に対して、どのように応えていかれるのかお聞かせ下さい。

市長)市としましても、活性化を目指すにあたっては、各種団体との連携は必要と考えておりますので、今後、一層の連携を図っていきたいと存じます。

松田)是非ともよろしくお願い申し上げます。最後に支所の有効活用についてですが、先般の淀江地区地域審議会においても多くの声があがりました。米子市東側の地域の行政の拠点として、乳幼児検診の再開などを含めた検討を要望しておきます。
最後に淀江庁舎を有効に活用するための組織についてですが、最低限の窓口サービスは維持しながら、もっともっと多くの市民に愛される、また、喜んでいただける場所としての再生を図る必要を感じています。
現在、淀江地区地域審議会において淀江支所の見直しが議論されております。私は、淀江地区の活性化を推進するためには、新たな部署の設置、そのための推進体制の強化が重要であると考えますが、市長、現在のお考えをお聞かせ下さい。

市長)淀江地域の活性化等の推進体制の強化につきましては、議員ご提案の件も含めまして、淀江支所の見直しの中で、今後、更に検討してまいりたいと考えます。

松田)今までの議論を踏まえた上で導き出される形、住民との対話、地元産業従事者との対話、こういった部分が合併後をないがしろにされてきた感を感じている多くの住民の不満を、不安を払拭すべく、住民と一体となった、対話型の新生淀江支所の誕生が理想とされていると思います。
この組織の理想像、住民と行政が一緒になって「故郷を元気にしたい」という目的の元に集まり、話し合い、実行していく、このような対話型の新生淀江支所としての活用を、心より要望しまして私の質問を終わります。

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