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沖縄視察② 航空自衛隊那覇基地

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美保基地に配備要請の声が出ている「大型輸送ヘリ」の視察を行って参りました。
この基地の所在場所は、沖縄に飛行機で行かれた方はご存知でしょうが、那覇空港の中であります。
つまり美保基地と同じく軍民共用空港ですね。
空自はもちろん海自の対潜水艦哨戒部隊もいれば、陸自の部隊も同居している国境の島らしい大所帯です。
下の画像(地図)を見ていただければ、対中国・ロシアをにらんだ場合、戦略上重要な場所であることが良くわかります。
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あと今回驚いたのが、この基地・空港の敷地のほとんどが民地、つまり"借地"ということで、なんと年間200億円以上の借地料が支払われていると言うことです。
空港と自衛隊の基地でその金額ということは、米軍基地に対しては...。
不動産屋さんには「軍用地買います!!」という看板が沢山掛かっていますし、やはり私たちの住んでいる本土とはいろんな意味で雰囲気が違います。

僕は議会で議論に上がる大型ヘリって「救難ヘリ」のイメージがありました。
誘致にあたる際の大義名分として「災害時の救難活動」という文言が多く使われるためです。
しかしながら、空自の「救難ヘリ」は、そもそもの用途が違いして、「脱出した戦闘機パイロットの救出」が第一義的任務なのだそうです。
そりゃそうだ( ^ω^ )
海難救助は、海上保安庁の仕事ですもんね。(もちろん空自でも行います。)
で、那覇基地にはこちら「救難ヘリ」部隊もいますので、最新鋭のUH-60Jを見せてもらいました。
実際任務では航空機(U-125A)支援を受けながら行うそうです。
この機体には空中給油装置や、ミサイル防御用のチャフ・フレアディスペンサーも装備されていましたが、機密上写真はダメでした。
最近は、F2と同じ洋上迷彩が施されるようになったそうです。
白オレンジの機体色では良い的ですわね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/UH-60J_(航空機)
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ということで、今回の本命はこちらのCH-47Jです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CH-47_(航空機)
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第一印象。「デカい」。
ローターの付いたC-1って感じです。
こちらの第一義任務は、山岳地に配置されたレーダーサイト等への物資輸送任務です。
地震等の災害時には消火活動や避難民の移送等に大活躍します。
最大輸送能力は、人員55人、担架による患者は24人、貨物は8トン。
5トンの海水をバケットで直接すくっての消火活動も可能とのこと。
こういった部隊が近くにいれば、いざというときに心強いですね。
自衛隊の新規部隊誘致にはの経済効果の側面もあります。
例えばこの輸送ヘリ部隊が美保基地に来た場合、約200人の自衛官が赴任します。
移住効果も勘案しなければなりません。
しかし何と言っても基地周辺の合意形成が最も重要です。
防衛省には"今のところ"美保基地へのヘリ部隊の配備計画はありませんが、今後も境港市と共に積極姿勢で臨んで行くべきだと思います。

最後に"ついで"に見せてもらったF-15。
百里基地の204飛行隊が、昨年移設されたそうです。
知らんかったです。
さて、見学中に「あれ?この機体、複座(二人乗り)なんですね〜」と広報官の方に言ってしまったばっかりに、すっかりマニア認定。
エンブレムの細かい差とかいろんな事を教えて貰いました。
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コクピットの中(撮影禁止)も見させていただいたんですが、ちょっと驚きました。
古い...。

前美保基地司令も言ってました。
「こんな古い機体で部下に出撃させることが忍びない...」と...。

次期戦闘機の調達は非常に難航していますが、早急な対応を行う必要があります。

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コメント

沖縄視察をされたそうですね。私は沖縄に特別の思いがあり、年2回、20回ぐらい訪れています。今度訪問される時は個人でレンタカーを借り少し中へ入ってみると、また革命(?)といった異なる体験があるかも知れません。ただし、少々危険が伴うと思います。いずれにしろ、沖縄は未だ完全復帰にはなっていないと思います。参考までに。失礼致しました。

投稿: KNN64便 | 2010年2月 8日 (月) 14時11分

おつかれさまでした。

チャンネル桜も沖縄レポートされています。
非常におもしろかったです。
5つも動画がありますけども、お時間があれば是非ご参考にされては如何でしょうか?

http://www.youtube.com/watch?v=uQ7e2VQyfcQ

投稿: kazz | 2010年2月 9日 (火) 01時35分

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