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21年3月議会「稲吉地区の雪害について」

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21年3月議会の報告をします。
今回は大きく2項目ですが、まず「稲吉地区の雪害について」を掲載します。

答弁を要約します。
・災害復旧には県が1/3(2400万円)、市が1/6(1200万円)支援する。
・「次世代鳥取梨産地育成事業」も活用ながら、出来る限りの支援をしたい。
米子市として出来うる限りの支援を約束してくれました。
それでは、やりとりは下記ですのでご覧下さい。


(松田)
淀江町稲吉地区梨園の雪害被害について
淀江町稲吉地区の梨園は、1昨年話題となった「梨の花は春の雪」の舞台となるなど、県内有数の梨園であります。
この淀江町稲吉地区の梨園に、1月9日から降り積もった大雪が甚大な被害をもたらしました。
今回の「湿った雪」の積雪量は1メートルを超え、梨の木を支える金属製の果樹棚は押しつぶされ、やまかげにある雪が溜まりやすい畑は、正に壊滅状態であります。
今回の雪害は、当地区において前代未聞の被害をもたらしたとのことで、梨農家のみなさんは一様に、米子市に対して「なんとか早く方策を示して欲しい」との想いを持っていらっしゃいます。
ここで今回の雪害について、質問いたします。

・ 被害面積、被害戸数、被害金額をお聞かせ下さい。
・ また鳥取県の対応、米子市の対応を聞かせてください。


(野坂市長)
淀江町稲吉地区の梨園の雪害被害についてですが、まずもって、今年1月の大雪により、被害を受けられました農家の方々にお見舞いを申し上げます。
被害状況ですが、約720アールの果樹棚に被害があり、被害戸数は21戸、被害金額につきましては、県の試算では 約4,461万円となっております。
県および市の対応でございますが、去る2月2日に鳥取県、米子市、JA関係者、地元農家で総勢約120名の援農隊を組織し、復旧活動の援助にあたったところでございます。
また、鳥取県が、梨園の復旧に要する経費の3分の1を補助する平成20年度雪害園芸施設等復旧対策事業を立ち上げられましたが、米子市といたしても、復旧に要する経費の6分の1を上乗せ助成することによって、農家負担の更なる軽減を図って参りたいと考えております。
地元の皆様や関係機関の努力により早急な復旧が行われるよう祈念しております。


(松田)
今回の災害に対しては、米子市として迅速な対応をいただいたと思います。
ここで、副市長に聞きたいのですが、角副市長は現地をご覧になったと聞いておりますが、どのような状況だったのか、ご報告いただきたいと思います。


(副市長)
2月2日に行ってきましたが、酷い状況だった。15センチくらいの鉄パイプが折れ曲がっており本当に驚いた。梨の木も根元から裂けていて、丹誠込めて育てていらっしゃった農家の皆さんの無念さを強く感じました。また自然の驚異を感じた。果樹農家のみなさんは、植え替えしたとしてもこれから借金をして凌いで一家根羽ならない。行政として放っておけない、その場で財政支援の実施をしなければならないという想いを持った。

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(松田)
先日私も現地を見てきたのですが、壇上でも申し上げましたが、本当に目を疑うような光景が広がっていました。
梨の木は「棚」と呼ばれる、ワイヤーと支柱で作られた大きな網のようなもので支えられているんですが、
この棚が、本当に文字通りペシャンコになっていました。

鉄パイプが柱として立てられているんですが、こちらもグニャグニャに曲がっています。
西部地震の後の電柱のような感じです。
私が行った日は、実害が出た日から時間が経ったこともあり、折れた木を既に伐倒された畑もありましたが、そのまま放置されているところもありました。
また、なんとか倒壊を免れた、あるいは、復旧できた畑でも、遠目で見ると何ともないような梨の木が、そばに寄ってみると幹が大きく裂けている等、本当の被害額は収穫期を迎えるまで判らないというのが実情ではないでしょうか?
梨農家の皆さんは「くっつくかどうかわからん」と言いながら、裂けた部分をテープで縛る等、本当に涙ぐましい努力をされておりました。
さっき今後拡大が予想される被害金額わかれば聞かせてください。


(経済部長)
正直申し上げて、予想が付かない状況です。


(松田)
このように今回の雪害被害は、正に先が見えない状況であるわけですが、農家の皆さんのなかにはいっそのこと、これを機に新種に切り替えたいとの声を数多く聞きました。
「次世代鳥取梨産地育成事業」が20年度予算では約300万円、21年度当初予算に約315万円計上されています。これの詳しい内容を聞かせてください。


(経済部長)
「次世代鳥取梨産地育成事業」は、梨産業活性化をめざして、鳥取県のオリジナル新品種の「なつひめ」、「新甘泉」などの早期導入による産地育成及びブランド化を進めるため、新植・改植、果樹棚、防風施設等の生産基盤の整備等に対し助成する事業で、平成20年度から実施されています。平成20年度の予算額2,970千円は、鳥取西部農協が事業主体となって、別所10a、淀江町稲吉に15aの梨園を整備し、農家へリースするものです。
また、平成21年度の3,149千円につきましては、鳥取西部農協が事業主体となって、米子選果場管内の梨園50aで実施する計画です。


(松田)
「次世代鳥取梨産地育成事業」は、果樹棚の新設も補助対象となると言うことですし、確か3分の2補助という、非常に有利な補助事業と言うことで、積極的な活用が求められる訳ですが、米子市としてどのように対応するのかお聞かせ下さい。


(経済部長)
梨園の復旧に当たり、「次世代鳥取梨産地育成事業」により新品種の導入に取り組みたいと農家の方から希望があれば、市としても積極的に対応したいと考えております。


(松田)
稲吉の梨農家の皆さんは、本当に愛情と誇りを持って栽培をされています。是非とも実効性のある救済策の実施、また未来に希望の持てるような対処を要望します。

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