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米子市の財政

もりさん から下記のコメントを頂きました。


”土曜日の朝日新聞の一面に、米子市の連結実質赤字比率が-18%とのことありました。
何故こんなにも赤字なのでしょうか。
米子市では、財政指標の対象範囲である「連結実績赤字比率」や「実質公債費比率」、「将来負担比率」についてどうのように話し合われているのでしょうか。”


ちょっと遅くなりましたが、回答を。


「何故こんなにも赤字なのでしょうか。」
下水道事業、流通経済団地の負債が主な原因です。
米子市では、財政指標の対象範囲である「連結実績赤字比率」や
 連結バランスシートの作成は平成17年度決算を元に、初めて作成されました。従来の財政指標は一般会計の収支だけを基準に作成するのが基本とされ、過去4年間(野坂市長就任以来)プライマリーバランスの改善が図られてきました。米子市の会計は、一般会計、特別会計、外郭団体、一部事務組合、水道事業等の企業会計がありまして、米子市全体の債務を、最終的には市民が負う必要があることから、連結バランスシートを総務省が示したところです。ただし、現時点ではまちまちの比率が報道されています。(朝日18%・日経12.5%)理由としては、比率を計算するときの拾い出しの根拠が明確になっていないためで、今年度総務省により一定の指針が示され、全国比較が出来るようになるみたいです。
 
 現時点の米子市が赤字になってる原因は、特別会計における繰上充用金が要因です。
(繰り上げ充用とは、赤字の会計において次年度分の収入を繰り上げて使うことです。)

 「実質公債費比率」(特別会計等を含んだ借金の割合)の計算も平成18年から、従前の計算方法から変更になり、新しい計算式の元行われるようになりましたが、17年度決算にもとづいた数値は16,4%、国の示す危険ライン18%以内で収まっています。
 ただし、今後の財政状況次第では、この比率が急激に悪化することも十分考えられます。

「将来負担比率」について
 今6月議会で会派の谷本議員から質問したんですけど、先般人口統計が発表され、鳥取県の人口が50万人を割る予測が出ました。人口の減少に見合う、負債額は市民として当然望むものであり、公平な世代間負担が行えるよう、今後の公共事業が慎重に対処されるよう議会の責務でもある監視機能を強化する必要を議論しているところです。

ちょっとややこしいすが、以上のような感じです。
かなり厳しい現実がありますね...。
次世代の子どもたちに少しでも負担が掛からないように、継続的な働きかけをしていきたいと思います。
Somen2_1

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コメント

難題は多いけど、ここで踏ん張らないけませんわな。

投稿: たあくん | 2007年6月21日 (木) 09時32分

一昔前は
「起債制限比率」なる指標があり
20%を超えると新規起債が発行できなくなり
財政再建団体となってましたね。
(松田議員もこっちの方がなじみがあると思います)
私も多少勉強していた頃はこれでした。

実質公債費比率が16.4%というのは
2003年~2005年度の平均値ですね。
鳥取が16.8、倉吉が21.1(!)、境港が19.8と
4市の中では最も低い値とは言え
米子駅南北一体化事業、
それに伴う駅南の再開発などの大型事業が控えているので
もはや余裕なしと言うべきでしょう。
(ちなみに、従来の起債制限比率では米子は4市でトップです・・・)

流通業務団地に関してはびっくりしました・・・。
19億5000万円の赤字とは・・・
完売しても14億強にしかならないというのは・・・。
尤も、市民が関心を寄せなかったという罪がありますので
我々も負担をするというのは当然かもしれません。

投稿: 入江陽介 | 2007年6月21日 (木) 21時05分

お忙しい中お調べいただきありがとうございした。
難しいですが、少し分かったような気がします。
これから自分でも勉強していきたいと思います。

流通経済団地事業に関して

米子市のホームページによると平成17年度でマイナス40億2,938万とありました。
http://www.yonago-city.jp/section/zaisei/settlement17.htm

日本海新聞には、2010年に完売できても、これまでの値下げや年々膨れ上がる利子の影響で約19億5千万円の赤字が発生する見通し。分譲価格を引き上げた場合、2012年度に団地が完売すれば、赤字額は約14億7千万円で済む、とありました。
http://www.nnn.co.jp/news/070217/20070217007.html

米子市の教育費(38億円)よりも高い流通経済団地の赤字(40億円)もの赤字は何故生まれたのでしょうか。また議会ではどのように話し合われているのでしょうか。

投稿: もり | 2007年6月21日 (木) 22時45分

たあくんさん 入江さん もりさんコメントありがとうございます。
まとめて返事をしてごめんなさい。

米子市の財政再建は、この4〜5年が正念場だと思います。
責任のある判断をしていきたいと思います。

また、流通の赤字なんですが、無軌道な開発が全ての元凶です。
そしてその後の「高飛車な売り方」にも問題があったんじゃないのかなと。
値下げ、規制緩和(賃貸・業種)を行ったらあれよと言う間に埋まってきましたからね。

投稿: 松田ただし | 2007年6月26日 (火) 09時28分

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