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3月議会 「伯耆古代の丘公園」編

つづいて
「伯耆古代の丘公園」編です。
(○が松田の発言)

(1)他の公園・文化施設との比較
○現在「伯耆古代の丘公園」の入館料は「300円」となっております。それに対して、山陰歴史館、福市考古資料館及び淀江歴史民族資料館は、平成18年度から指定管理委託され、入館料が無料となり、入館者数が増加しています。
1、この3館と伯耆古代の丘公園の指定管理委託料は、いくらでしょうか?
2、指定管理前の入館料収入は、いくらでしょうか?
3、入館者数は、いくらでしょうか?
4、伯耆古代の丘公園の整備費用は、いくらでしょうか?
5、湊山公園は何故無料なのですか?

(経済部長)
山陰歴史館等 
 委託料 2077万円 
 入館者 9697人
 入館料収入 128万円

伯耆古代の丘公園
 委託料 1900万円
 入館者 14405人
 入館料収入 290万円
 整備費用 14億6300万円

湊山公園
 都市公園法に基づいた公園なので無料

○山陰歴史館等については「集客施設として不十分な現状から、入場料収入を得るより、多くの人たちに足を運んでもらい認知度を高める」という目的のもと指定管理者のご英断により、入場料を無料化されました。この戦略が功を奏し、入館者は6割増しとなったと聞いています。しかしながら、同様の歴史施設である、伯耆古代公園については、平成11年度約30000人から平成17年約15000人と入場者数が半減している、この原因をどのように分析されていますか?

(経済部長)減少の原因につきましては、リピーターの確保ができなかったことですが、周辺施設と連携がうまくいっていないなどが考えられます。

(2)料金設定の妥当性
○公園整備に14億円という多額の費用をかけられた施設でにしては、非常に入館者数が少ない。山陰歴史館等3館は無料となり、入館者数が増加している。 伯耆古代の丘公園も無料として、広く市民に公開したほうが良いのではないか。

(市長)先ほどの3館につきましては、指定管理になった際に、入館料が無料になっておりますが、3館の入館料を合わせても、128万円であったこともあり、指定管理者の判断で無料の扱いとなっております。
しかしながら、伯耆古代の丘公園の入館料につきましては、平成17年度決算額で、約290万円であり、無料にすることは、管理運営に支障をきたすことも考えられます。安定経営、利用者増及び市民の幅広い有効活用ができるよう指定管理者とも協議していきたいと考えております。

○「無料にする事は、管理に支障をきたす」とのご答弁ですが、山陰歴史館等の管理委託料は2077万円で入場料収入の128万円を引いても、1949万円と、伯耆古代の丘公園の管理委託料1900万円を超えています。経営安定策としての収入見込みを強引に入れた発想はおかしいと思います。
あくまで公共の施設である公園で入場料をとるという事への認識が甘いのではないでしょうか?
少なくとも私の周りでは、300円の入場料に対する満足感を感じられないという声を多数聞きます。このような現状をふまえて考えますに、今後においては市民に広く利用していただく」手だてを考えた方が良いのではないでしょうか?「指定管理者と市民の幅広い有効活用を協議する」とのことでしたが、このことについての具体的お考えは何か有りますでしょうか?


(経済部長だったかな?)即効性のあるような、具体的な考えはありませんが、指定管理者も、周辺に水仙やひまわりを植栽したり、様々な体験コーナーを設定したりするなどの地道な工夫を重ねており、協議をする中で知恵を出し合っていきたいと考えております。


○290万円「も」あるとの答弁ですが、私の感覚としては14億円という施設の整備費、またこの公園のポテンシャルに対して、290万円「しか」無いと考えます。290万円程度の事であれば、例えば有料アトラクションを充実させるとか、野外コンサートを開くとか、いろいろと手だてはあると思うのですが、こういった工夫をしてみたらいかがでしょうか?

(市長)現在の指定管理者も、様々な集客の取り組みを行なっているところですが、ご指摘のような方法での収益事業の可能性等についても、指定管理者と協議してみたいと考えております。


○今までの議論において「必ず有料」でなければならない理由が非常に弱い様に感じます。あくまで300円をお支払いいただいて満足いただける「観光施設」「集客施設」という位置づけであるのならば、「有料」でも致し方ないと感じますが、「米子市伯耆古代の丘公園条例」第2条によると「本市固有の優れた歴史遺産を生かし、市民の歴史に関する意識の向上及び歴史教育の振興を図る」という目的で設置された公園であると書いてあります。そういった目的の公園なのであれば、もっと広く市民に開放するべきであると考えます。再度市長の見解をお伺い致します。

(市長)本市固有の歴史遺産を生かすためにも、管理の安定運営が必要であり、市民の利用増の工夫に努めながら、観光資源として利用することで、財源の確保をすることも必要であると考えております。


○伯耆古代の丘公園「単体」での今後のビジョンをお聞かせ下さい。

(市長)古墳群など周辺整備と整合性を図っていくことになると考えております。

○具体的ビジョンは「無い」と言うことでしょうか?

(市長)現時点での具体的なビジョンはございませんが、今後、古墳群などの伯耆古代の丘整備計画と併せて検討することになると考えております。

○先ほどの質問で入場者数減少の原因について「リピーターの確保ができなかったことですが、周辺施設と連携がうまくいっていない」とご答弁頂いたわけですが、そこまで分析されていて何の具体的方策も無いというのは、いかがなモノでしょうか?
先日わたくしも、恥ずかしながら初めてですね、料金を支払って「伯耆古代の丘公園」へ行ってまいりました。時期が悪かった為に、ハスの花は咲いていませんでしたが、淀江地区がほこる歴史文化を感じるためには、素晴らしい施設であるなと感じました。
でも、300円払ってもう一回来ようとは思えませんでした。

こちらがその時の写真でございます。
(下記の写真をご参照下さい)

ご写真を見ていただいてお気づきになったかもしれませんが、私以外の入場者は一人もいらっしゃいませんでした。平日の昼間であったと言うことを差し引いても、本当に寂しい限りであると思います。
東屋は肥料置き場、高床建物は鳥の糞まみれ。
これで観光客が来ますか?リピーターがありますか?
しかし、何よりこの閑散とした、人ッ気の無い雰囲気か、「また来てみたい」という気をそいでいる最大の原因であるのではないでしょうか?

人の目に触れないから、施設はどんどん痛んできています。
観光目的の施設としては、現状においては残念ながら「失格」であると言わざるを得ないと思います。
しかし、周辺の温泉施設には、平日の昼間でありながら駐車場は満車状態でしたし、公園の周辺にはウオーキングをされている方、ジョギングをされている方が多数いらっしゃいました。
このような方にどんどん利用していただけば、本公園の設置目的である

「本市固有の優れた歴史遺産を生かし、市民の歴史に関する意識の向上及び歴史教育の振興を図る」

という目的は十分に達成されると思います。

実際「山陰歴史館等」は無料化後、利用者数がどんどん増えているではないですか。
先ほど私も初めて行ったと申しましたが、地元淀江地区の方でさえ、料金を支払って行きません。
自分たちの血税で作られた施設であるにも関わらずです。

このような現状であるのであれば、いっそ無料開放し、市民のみなさんの「公園」とした方が良いのでは無いでしょうか?
もし、市民の皆さんに開放され15万人の米子市民に親しまれる公園となることが出来れば、合併後の大きな目標である、「市民の一体性」の確保にも大きく貢献できるものと考えます。
14億円もかけた公園です。宝の持ち腐れに成らないよう、「伯耆古代の丘公園 無料開放」を強く要望させていただきます。


この質問なんですが、2/8の「ひろさん」のコメントをヒントにさせていただきました。
ありがとうございました。
Hasu
Bouken
Azumaya
Souko
Hun

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コメント

行政というのは、過去に予算をつけて投資した案件については、まったく無関心だということが伯耆古代の丘公園の例でよくわかります。
予算がついて、造ってしまえば、それで終わり。
後は、さもお荷物であるかのように適当に扱われる。
造ったものを活用するという視点がないので、もったいない限りです。
松田議員は、いいとこついてると思いますよ。

投稿: たあくん | 2007年3月 7日 (水) 21時27分

たあくん さん、いつもコメントありがとうございます。

14億の整備費には痺れました(-。-;)
マジでもったいないですよね...。
「あるモノは利用する」この観点を是非行政にも持っていただきたいものです。

投稿: 松田ただし | 2007年3月 9日 (金) 15時31分

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